犬歯を削れますか?
よくある質問
子どもの審美歯科治療は、慎重に検討する必要があります。成長期の子どもは歯や顎が発達途上であり、永久歯が完全に生えそろっていない場合も多いため、セラミック治療などの治療は基本的におすすめできません。ただし、前歯の破折や変色など、心理的な影響が大きい場合は、レジン修復など最小限の治療を行うことがあります。
はい、60代からでも審美歯科の治療は受けられます。この年代になると、長年の着色や摩耗、古い詰め物や被せ物の劣化などで、歯の見た目が気になる方も増えてきます。ホワイトニング、セラミック治療、インプラント、矯正治療などの適切な治療で口腔内の健康と美しさを取り戻すことができます。
はい、歯を削らない代表的な治療としては、ホワイトニングがあります。薬剤を用いて歯の色素を分解し、白さを取り戻す方法で、歯を全く削る必要がありません。しかしこれはかぶせ物自体を白くすることはできないので、白いかぶせ物が入っている方はご自身の歯との境界に注意が必要です。
審美歯科の治療の持続期間は、治療の内容や患者様の口腔内環境、生活習慣によって異なります。セラミッククラウンやラミネートベニアは、適切なケアを行えば10〜15年以上持つことが多いです。
インプラントであれば、適切なメンテナンスを行えば20年以上、場合によっては一生使用できることもあります。一方、ホワイトニングの効果は一時的で、通常6か月〜2年程度で徐々に元の色に戻るため、定期的なリタッチが必要です。
審美歯科の治療では、患者様の快適さを最優先に考え、できるだけ痛みを抑える工夫をしています。一部の治療は局所麻酔を使用するため、治療中の痛みはほとんど感じません。セラミック治療やインプラントなど、歯を削ったり外科的処置を行ったりする治療では、適切な麻酔と丁寧な技術により、痛みを最小限に抑えます。
はい、審美歯科で虫歯治療を受けることができます。審美治療を行う前に、まず虫歯や歯周病などの問題をしっかり治療し、口腔内を健康な状態に整えることが大切です。ただし、将来的にホワイトニングを考えていらっしゃる方はあらかじめ詰め物の色を決めていく必要があるため、最初にお申し出くださいませ。
はい、虫歯が多い状態でも諦めずに、まずは相談にお越しください。審美歯科では、まず口腔内の健康を回復するために、虫歯や歯周病の治療を行います。その後、審美的な観点から最適な治療計画を立て、段階的に治療を進めていきます。
はい、欠けた歯も美しく修復できます。小さな欠けであれば、レジン(歯科用プラスチック)を用いたダイレクトボンディングで修復できます。欠けが大きい場合や強度を求められる場合は、セラミッククラウンやラミネートベニアなどの間接法で、違和感のない美しい修復が可能です。
はい、口ゴボ(口元の突出)も改善できます。軽度から中等度の口ゴボであれば、矯正治療で改善できるケースが多くあります。ただし、より重度の場合や骨格的な問題がある場合は、矯正治療と外科的処置を組み合わせた治療が必要になることもあります。
はい、すきっ歯(歯と歯の間の隙間)を治すこともできます。軽度のすきっ歯であれば、ダイレクトボンディング(レジン充填)で隙間を埋める方法があります。より審美性を重視する場合や、隙間が大きい場合は、ラミネートベニアやセラミッククラウンで自然かつ美しい仕上がりを実現できます。
はい、歯並びの改善も可能です。詳しくは矯正歯科のページをご覧ください。
はい、自費診療で高品質な差し歯(クラウン)を作製できます。審美歯科での差し歯は、天然歯に近い色調や透明感を持ち、自然な見た目を実現します。主に使用される材料は、オールセラミックやジルコニアなどで、金属を使用しないため金属アレルギーの心配がなく、経年変化による歯茎の変色も起こりにくいです。
はい、犬歯の形も修正可能です。犬歯が尖っていて気になる場合や、大きさや位置が不自然に感じる場合に行われます。修正方法としては、最小限の削合で形を整える「歯の形態修正」があります。
歯の表面を薄く削って形を整える方法で、エナメル質の範囲内で行うため、神経に影響を与えることはほとんどありません。より大きな修正が必要な場合は、ラミネートベニアやセラミッククラウンを用いることもあります。